A14:県内の新聞社・テレビ局などに、広報部スタッフが人海戦術で働きかけます。
以下のように広報部をメディア別に分け、専従スタッフをつけます。
●新聞社
朝日・読売・毎日・産経・日経の全国向け5大新聞には、必ず見開きで「地域版」のページがあるはずです。
また、社会面では地元のボランティア団体や社会貢献活動についての記事が載っている欄があります。
まずは、そうした欄と新聞社の地方局の電話番号を調べてリストアップしておき、いつでもその2つの欄の担当記者に連絡が取れるようにしてください。
そして、同様に上記の5つ以外の県民向けのローカル新聞や、自治体の役所が発行している「県民だより」「市民だより」の電話番号を調べておきます。
●テレビ局
どこの県にもNHKの放送局と、地元のローカル放送局、インターネット放送局(コミュニティテレビ)があるはずです。
そこで、それらの電話番号(代表番号)を調べ、テレビのニュース番組担当プロデューサ(もしくはディレクター)に電話できるよう、準備しておいてください。
また、社会貢献や若者の活動を報じる番組があれば、番組名をYahoo!などの月間の放送番組予定表からチェックしてみてください。
●ラジオ局
どこの県にも、NHKのラジオ放送局、AMラジオ局(ローカル局)、FM局、インターネットラジオ(コミュニティFM)があるはずです。
そこで、それらの電話番号(代表番号)を調べ、ニュース番組担当プロデューサ(もしくはディレクター)に電話できるよう、準備しておいてください。
●雑誌
どこの県にも「タウン誌」と呼ばれる、地元の情報を紹介している雑誌があるはずです。
大きな街なら『ぴあ』の地域版が出ているかもしれませんし、関西圏といったように大きなエリア向けの情報誌になっているかもしれません。
それらを本屋さんや図書館でチェックし、裏表紙の背か、裏表紙をめくるとある最後のページに編集部の電話番号があるので編集長の名前と一緒にリスト化しておいてください。
(※編集長を呼び出すのではなく、あくまでも控えメモ用です)
社会貢献に関する情報誌やフリーマガジンも含め、どのページにイベント紹介欄があるのかを確認した後で、掲載を打診する電話をかけてください。
●インターネット
県内向けの情報を集積しているホームページやメールマガジン、掲示板などを探し、イベント情報がアップできるのであれば、今すぐアップしてください。
また、mixiの県内の市民向け、地元の大学生向け、社会起業&まちづくり向けのコミュニティがあれば、そこでもサミットの地元開催を告知してください。
Mixiであれば、社会起業に関連した本のレビューを書いている人で、地元在住者であれば、メッセージを送って誘ってみてください。
上記のページにある本のタイトルをコピーし、ページの右上にある「コミュニティ検索」を「レビュー」検索に変えて、入力欄にペーストとすれば、「すべてのレビューを見る」をチェックするだけで、社会起業の本に関心のあるmixiユーザを探し出せます。
さらに、ブロガーの中で社会起業に関心のありそうな人がいたら、プロフィールで地元在住者かどうかを確認し、地元であれば、メールやコメントで誘ってみてください。
(※この1本釣りは、動員に結びつきやすいです)
また、インターネット新聞で「ブロガー記者」がいたら、ぜひサミット当日の取材をしてもらえるようお願いしてみてください。
なお、ネット班は、自分が告知したサイトやメールマガジンをmixiコミュニティ「社会起業支援サミット2009」の地元のスレで報告するか、運営ブログにアップし、他の人と売り込み先が被らないように配慮してください。
さらに、運営ブログのアクセスアップをすれば、それだけスタッフを集めやすくなります。下記のサイトに登録してみてください。
ソーシャルブックマークに参加するのも便利です。
http://www.kooss.com/etc/bookmark.html
いずれもわからない場合は、htmlのわかるスタッフにお願いするか、ITベンチャーを起こした友人や、自分でホームページを作れる人を探して、お願いしてみましょう!
さて、広報部の各メディア班(※ネット班以外)が以上のようにメディアの連絡先をリストアップしたら、正式に「社会起業支援サミット2009 in ~」として、報道資料(プレスリリース)を送ります。
まず、先方に電話をかけ、「そちらのニュース番組(記事)で社会起業のイベントの開催告知を取材してほしいんですが、ご担当の方とつないでもらえますか?」と頼んでみます。
そこで、事前告知や当時取材を見込める番組名や雑誌のページなどを言えるようにしておいてください。
この時、メディア側から「ファクスで送ってください」と言われることが多いので、「ご担当の方と話せませんか? あるいは、メールでしか送れないので、アドレスと担当の方のお名前を教えてもらえませんか?」と食い下がってください。
それでもダメな場合は、「郵送で送るので担当の方のお名前を教えてください」と言ってみてください。
ここまでやれば、担当者名とアドレスくらいは教えてくれますので、教えてもらったら報道資料(プレスリリース)を地元用に直し、メールに添付して送ってください。
その後、メディア関係者から取材の依頼があれば、スタッフ間で協議の上、対応してあげてください。その際、名刺・正装などはいりません。
広報班は、このサミットでは重要な役目です。
300人の動員ができるかどうかも、この広報次第です。
なので、選挙活動と同様に、「300人が集まるかどうか」という発想ではなく、「1人でも声をかけ、必ず300人を集める」つもりでいてください。
市民の参加予約は、CCC本部から各地の運営ブログに配布される共通の「参加予約メールフォーム」によって行いますので、CCC本部ではどのエリアで何人の予約になっているかをリアルタイムでお知らせできます。
●無料通話できるスカイプのダウンロード
今一生のスカイプID:con-isshow
(※市販の1000円程度のスカイプ専用ヘッドセットが必要です)
●FAQのサイトへ
文責:今一生(社会起業家支援委員会・代表代理/Create Media代表)