2007年10月10日水曜日

■ソーシャルベンチャー【地方※東京以外】

●ユナイテッドピープル(神奈川県横浜市)
 募金ポータルサイト「イーココロ!」で非政府組織(NGO)に誰もが気軽に支援できる。ユーザは商品を買ったり、資料請求をするだけでいい。

●シックス・プロデュース(島根県邑智郡邑南町)
 30ヘクタールに24頭が暮らす牧場を持ち、牛たちを一切つながない「完全自然放牧」に挑む。「日本の乳牛のほとんどは青草を食べたことがありません。外にでることもありません。これは、味の均一化、大量生産をさせるために、牛舎の中で育て人工的な配合飼料や輸入飼料を食べさせるからです」

○吉田屋(島根県大田市温泉津町)
 20代の4代目女将が明治時代創業の老舗旅館「吉田屋」の再生に挑む。旅館の営業日を週末の3日間だけに限定し、高齢者の就労をにらんだ東出雲町でのブルーベリー栽培や、山林の荒廃で増えすぎた竹林を伐採する活動に従事。

●インターナショクナル(大阪府)
 「多文化共生」をテーマに、食べ物の成分表示を外国人向けに行うサービスを事業化。原材料を絵文字表記したカードを商品棚に表示する「
F.I.S. Food Information System)事業」やレストラン事業などを手掛ける。

●チャレンジセンターLET'Sきさらづ(千葉県木更津市)
 経営が行き詰って店舗ががら空きになった駅前そごうの再生などを通じて、地域再生を目指す。

○地域維新グループ(山口県周防大島)
 後継者不足や高齢化で廃業する農家が目につく中、「学生耕作隊」を組織し、3年間で農家100戸にのべ5000人以上のボランティアを派遣。


○Eyes(愛媛県松山市)
 地元の大学生にインターン仲介をする事業を展開。就職を東京にばかり求めるのではなく、地元の雇用・人材育成に力を入れる。

●島スタイル(山口県大島郡)
 大野工業株式会社の社内ベンチャー「島スタイル事業部」。広告を集め、島おこしのフリーペーパー発行(年間4回、毎号5,000部)し、「地域ICT応援パック」を事業化中。

●みやじ豚.com(神奈川県藤沢市)
 生産から生活者に直接届けるまでを一貫して農家がプロデュースする『新一次産業』の成功モデルを「みやじ豚」で試みる。若者の街・湘南で豚を育て、「かっこ良くて・感動があり・稼げる3K産業」として、農業が魅力的な産業であることを訴える。

●YOSAKOIソーラン祭り組織委員会(北海道札幌市)
 毎年6月上旬に札幌で開催されるYOSAKOIソーラン祭りは、経済規模200億円以上。「札幌ゆきまつり」と肩を並べる北海道の一大イベント。2001年で10回目を迎えるこの祭りを事業として運営しているのがココ。

●エコモット(北海道札幌市)
 2007年 4月から、携帯電話やパソコンなどのIT機器を使った「環境にやさしい省エネシステム」の企画開発などを行う。

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